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「やっとこ」のグリップ
今日は約8年くらい前に貼った「やっとこ」のグリップを張り替えました。

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革ひもをぐるぐる巻いてグリップにしていたののですが、端から剥がれてきました。これをクルクルっと外して、新しいグリップに交換です。
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そもそも、何のためにグリップを付けているのかと言いますと、ふたつの意味があります。
一つは、指に水ぶくれみたいな豆ができるのを少々でも防ぐ為。
もう一つは、鉄錆を手に付けない為。この錆が汗と混じって革に移行して汚してしまいます。
この汚れは、自分が気の付かないうちに汚れている事が多いので、ショックが大きく、やり切れない気分になります。

これも、良い物をつくためには欠かす事のできない重要な作業の一つです。

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袋状にした革を水に浸して、革を伸ばしながらグイグイ差し込んで行きます。
革は水に浸すと意外に伸びるんですよ。
ですから、カバンなどは型崩れを起こす可能性が高まるので、雨の日は避けた方がいいと言われるんですけどね。

この新しいグリップの革も明日になれば乾いてピッタリになっていることでしょう。

yoshihiro munekawa



もう一つのブログ(革の素材や、製品についての知識・情報など) 
「道具としての革」
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by munekawa_info | 2011-11-06 20:50 | 革製品 財布&ステーショナリー
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